[大動脈解離#1]突然の発症・・・[体験談]

HEALTH
スポンサーリンク

皆さんは「大動脈解離」と聞くとどんな印象をお持ちでしょうか。

芸能人の方が発症してすぐ手術して命が助かった・・・みたいな話、
よく聞きますよね?

大動脈解離=怖い病気・命が危ない病気

私はその程度の知識しかありませんでしたし、
自分がそんな病気にかかるなんて少しも思っていませんでした

しかし、その時は何の前触れもなくやってきました

何の予兆もなく・・・です

2019年の10月某日、
本当にいつもどおり過ごしていました。
そして夜、
いつもどおり寝る前にお風呂に入りました。

いつもどおりお湯に浸かって、
スマホでちょっとツイッターでも見るか・・・(防水スマホなので)
そう思った時でした。

突然、超強烈な「胸やけ」に襲われました

今まで経験したことのないような胸やけで、
しばらくの間、胸を押さえたまま動くこともできませんでした。
「痛い」というよりも「苦しい」感じだったように思います。

大動脈解離は激痛だって言われますけどね。

最初は、いったい何がどうなったのか頭が真っ白でしたが
胸やけが少しずつ収まってくると、

「これはおかしい。体に何かおきた」

そう思って、風呂から出て
なんとか服を着てしばらく横になっていると
ある程度胸やけも苦しさも和らいできたのと、既に真夜中でしたので
そのまま寝ることにしました。

次の朝、

普通に目が覚めました。
特に痛みも何もない感じで、少し安心していました。

「昨夜のアレは何だったんだろう・・・」

そう思いながら上体を起こして座っていたのですが
3分後くらい・・・だったと思います。

ドン!ドン!ドン!

音はしませんが)背中から胸に突き抜けるような衝撃が走りました

「あ、これは間違いなく心臓だ」

直感的にそう思いました。
心臓だとしたら、命にかかわりますよね・・・
変な汗が噴き出してきました。

救急車を呼ぶかどうか迷ったのですが、
特に痛みはないし普通に動くことができたので
とりあえず急いで着替えをして、カバンに思いつくものを詰め込んで
(そのまま入院だと確信していたので)
車で近くの病院へ走りました。

後で看護師さんから、「自分の車で来たの?」と驚かれましたが。

病院の受付近くにいた病院の方に事情を話すと
早めに対応をしてくれました。

診察室に呼ばれて、昨夜からの状態を話すと
「心臓かもしれないので」
と、即座に車椅子に乗せられました。

そしてすぐに、「造影剤CT」の撮影です。

普通のCTだと血管の外側は写りますが
内側(血管の壁と血液の境目)はわからないらしいですね。
このとき、服を脱がされて病院着?に変えられました。

CTが終わると、
今度は「ストレッチャー」に乗せられて
救急患者が入ってくる部屋に運ばれ、そのまま待つよう言われて待っていると

私の主治医となる先生が来られて

あなたは、B型急性大動脈解離という病気です

と言われ、CTの写真を見せて説明してくださいました。

急性大動脈解離は大動脈の内側の壁が破れてはがれる病気で、
私の場合は、
はがれた内側の壁が「たまたま元の場所にくっついている状態」
だったそうです。
それが完全に定着するまでの間、

「とりあえず2週間入院して安静にしていましょう」

と言われ、そのまま緊急入院となりました。

続きはまた次回・・・

コメント

タイトルとURLをコピーしました