※注意※
・ある程度「ネタバレ」を含んでいる可能性があります。
・この記事は2024年5月14日時点のものであり、ゲームのアップデートで変わる可能性があります。
・特に記載のない場合はローカル(ソロ)環境での話になっています。
はじめに・・
私はここ最近ず~っと同じゲームを遊んでおりました。
そのゲームこそ
「Enshrouded(エンシュラウデッド) -霧の王国-」
です。
プレイ時間は既に438時間に達しました。
(現時点で普通に全部クリアするだけなら200時間あればいけると思います)
ARKにちょっと飽きたような方におすすめしたいなと思い、記事を書くことにしました。
Enshroudedってどんなゲーム?
「Enshrouded -霧の王国-」は壮大なオープンワールドのマップを舞台にしたアクションRPGです。
2024年1月24日にアーリーアクセス(ベータ版)での提供が始まりました。
「サバイバル~」と書かれていたりしますが、生き残ることを特に目的とはしておらず、空腹や喉の渇きのような要素はないのでサバイバル要素は低いと思います。家を建てられるということでそのように書かれているのかもしれません。
プレイヤーは廃墟と化した王国「エンバーベール」で最後の希望の炎「フレイムボーン」として目覚め、腐敗した霧の恐怖に立ち向かい、失われた王国の美しさを取り戻す旅に出ることになります。
テーマとなっている「霧」の存在や敵との戦闘の難易度により、程よい緊張感の中で未知の領域を「まさに冒険している」という体験をすることができます。
基本的には発生するクエストに沿って進行することになりますが、広大なマップをどこからどのような順番で探検するかはプレイヤー次第(進行状況によって行ける場所はある程度制限がかけられています)となります。
「空腹はない」と書きましたが食料や飲み物を存在しており、それらはバフ(ステータスの一時的な上昇)アイテムとして使用されます。「農業」の要素があり、食料を得たり装備の材料を作ったりすることができます。
プレイヤーは拠点を確保し、装備を充実させながら自分のキャラクター「フレイムボーン」を強化し王国の謎を解いていくとこになります。
Enshroudedの特徴
建築要素が独特
Enshroudedといえば、やっぱり建築要素を語らないといけないでしょう。
このゲームでも冒険の「拠点」となる家の建築をすることができます。
ARKなどでは、壁や土台などの建材を作って設置する・・という形になっていますが、
Enshroudedでは「ブロック単位」の編集となっています。
ブロック単位?というとイメージしにくいかと思いますが、マインクラフトを思い浮かべてもらうと良いかなと思います。
かと言ってマインクラフトのように「立方体を積み上げたような」感じになるわけではなく
ブロックは比較的小さめで、隣り合ったブロックはうまく一体化されるように処理されるのであまり「ブロック感」は感じないようになっています。
そしてブロックでは、ナナメになった屋根が表現しにくいので、屋根は別建材となっています。
また、編集時は1ブロック単位だけではなく、壁や床などのある程度の形状でも設置することができるようになっています。
ゲーム内に出てくる多くの建造物もこの「ブロック」によって作られており、やろうと思えばそれらの建物も編集できるものが多いです。
建材もゲーム内の建造物に使われているものがほとんどユーザーが使えるようになっていて(ゲームの進行で解放されていきます)現時点で36種類も存在しており、今後も増える可能性があります。
地形を掘ることができる
ARKなどでは地形自体には変更を加えることはできませんが
Enshroudedでは地面を掘ったり、拠点範囲内ならば盛ったりすることができます。
Valheimでも地形に穴を掘ることができましたが、竪穴のみでした。
Enshroudedは横穴も掘ることができ、これによって「地下室」を掘って作ったり「崖の横穴内の拠点」なども作ることができます。
ほとんどの場所が掘れてしまうので、登れないように見える高い崖も坂道を「掘る」ことで登れてしまったりします。
自由度の高いスキル(職)要素
プレイヤーはレベルアップ等で得られる「スキルポイント」を割り振ってキャラクターを強化していく形になります。
職は「最初に何になるか」を選ぶのではなく、スキルポイントを徐々に振っていくことで「どの職っぽいか」というのが変わるようになっています。
極端に言えば「どの職でもない」という割り振り方もできます(弱くなってしまうと思いますが)。
例えば、私は弓職(レンジャー)になるようにスキルを振っていますが、ソロで冒険しやすいように生存能力を高めるものや近接攻撃もある程度上がるようにしています。
スキルポイントは比較的低コストで振り直しもできるので、状況に合わせて変えるというプレイも可能です。
広大なマップとそれをカバーする移動方法
Enshroudedはアーリーアクセスのため、マップはまだ半分も実装されていません。
しかしそれでも既にかなりの広さがあります。
その広大なマップの移動のため、「ファストトラベル」と「グライダー」という要素によってスムーズなゲーム進行が可能となっています。
また、この「グライダー」と特定の場所に引っかけて移動を助ける「フック」によって、アスレチック的な要素も盛り込まれています。
マルチプレイについて
このゲームは最大16人のマルチプレイに対応しています。
注意してほしいのは、このゲームのマルチは不特定の人達がバラバラに遊ぶのではなく、全員が同時に始めて進行度を合わせつつ拠点やアイテムを共有して「協力プレイ」をする形式だということです。
マルチで遊びたい方は、まず仲間を集める必要がありますね。
動作環境は・・・
最低動作環境は以下の通りとなります。
64ビットプロセッサとオペレーチングシステムが必要
OS:Windows 10
プロセッサ:Intel Core i5-6400 (2.7 GHz 4 Core) / AMD Ryzen 5 1500X (3.5 GHz 4 Core)以上
メモリ:16GB RAM 以上
グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 1060 (req. 6GB VRAM) / AMD Radeon RX 580 (req. 6GB VRAM) / Intel ARC A380 以上
ネットワーク:ブロードバンドインターネット接続
ストレージ:60GB以上の空き容量
3Dのゲームなので、PCはそれなりのグラフィック性能は必要だろうと思います。
私のPCのグラボは5年以上前のGeForce RTX2080ですが、特に問題なく遊べています。
NVIDIAのグラボなら、RTX以上のものが必要かなと思います。
Valheimと比べる方がいますが、Valheimはあえて「低ポリゴン」「低解像度テクスチャ」にしてあるものなので軽くて当然だろうと思います。
Enshroudedはけっこう高解像度で光の表現も凝っているのでそれなりに重いゲームですので、PCのスペックに余裕のない方はご注意ください。
お値段は・・・
Enshrouded -霧の王国 -は steamにて
3400円
でアーリーアアクセス中です。
この値段でこのボリュームならば高くないと思います。
間違いなく・・「〇ルワールド」よりもよくできているゲームなので、
こちらのほうが売れていない理由がわかりません。
おわりに
私はけっこう「建設」が好きなので、このゲームはかなり面白かったです。
「もうちょっとこうできたら・・」という部分がないわけではありませんが、かなりユニークな建設システムなので他のゲームではできないことができてしまいます。
アーリーアクセスですがマップは超広大で、開発者の執念を感じるくらい細かいところまで作りこまれています。
何の意味があるのか全く分からない施設まで存在しますし、プレイヤーがほとんど訪れそうにないマップの端に宝箱が隠してあったりするので、クエストに無関係でも探索する楽しみがあります。
アーリーアクセスであることもあり、まだバグは多少残っていると思いますが、あまり不具合に遭遇することはありませんでした。
日本語対応も若干おかしいところや文字化けはありますが、けっこういい感じに対応されていると思います。
面白いゲームをお探しなら、Enshroudedを検討されてみてはいかがでしょうか?
コメント
いいですよね!Enshrouded(タイトルが読み辛くて検索が難しいのが個人的に難点です)
サバイバル要素を取っ払って現代風のグラフィックにしたValheim?という印象のゲームでしたが、
ワールドマップが固定なのは割とデメリットを感じてしまいました(一度クリアすると二度目はワクワク感が無いため)
建築の自由度と質感は唯一無二だと思うので、今後のアップデートに期待しているゲームです
コメントありがとうございます!
固定マップということで、Valheimやマインクラフトのように毎回新たな気持ちで・・というわけにはいかない感じですね。
その分、執念すら感じるくらい細かいところまで作ってあって、「え、こんなところにこんなものが」というのをいまだに見つけます(笑
あとは、何度でも遊べる要素が何か欲しいですね~
虚ろは何かちょっと何か違う気がします・・・
メインクエストともサブクエストとも全く関係ない、MAP上には何もないように観える場所にも必ず何かしら配置している所は手作りマップならでは、かもしれません。
オープンワールドと聞くと無意識に「ずっと噛み続けられるガム」のようなものを求めてしまうので、もう少しやり込み要素が欲しいなと思ってしまいますね。
例えば錬金術で作ったスクロールにルーンや素材を使い、宝箱から入手できる武器や防具に1~2種類のランダムエンチャントを付けられるとか、錬金釜で合成すると武器に特殊なスキルが付与されるとか…(現状の箱開けマラソンではすぐに終わってしまうので)
アーリーアクセス版としては致命的なバグも少なく、3000円で100時間遊べる時点で完成度は決して低くないと思うのですが…あと一歩が欲しいと切に願ってしまいます。長文失礼しました
やりこみ要素は欲しいですね~
武器防具にエンチャントは面白そうですね!
今実装されている武器は種類が同じだとみんな同じ攻撃力で強化オプションが違うだけみたいな感じだし、そのオプションの効果もイマイチ実感がないのでいろいろ揃える魅力も薄いですしね。
何か「化ける」要素あるといいですね。
ドロップも、こいつ倒すとだいたいコレみたいなのだけではなく、超激レアで強烈装備が出るとかそういう宝くじ的なのがあってもいいような気がします。
そう、あとは倒すのに10分以上かかるようなボスとか、このゲームこそ「襲撃イベント」あっても楽しいかもと思ってしまいます。